これから介護の仕事をしようという人は、転職に対して不安に思うことが多いと思います。
介護業界は資格や経験が強みになるといわれているので、未経験だと自分に務まる仕事かどうかで悩むかもしれませんね。
もちろん、それらはあるに越したことはありません。
ただし、資格や経験が備わっていたとしても、必ず転職がうまくいくとは限りません。
逆に、経験や資格がなくても上手くいく場合もあるのです。
では、その違いは何だと思いますか？
答えは、積極的にコミュニケーションが取れるかどうかだと私は思っています。
これは、単にコミュニケーション能力が高いとか、社交的であるということではありません。
介護を受けている方や介護を必要としている方、またはその家族や同僚の介護職員など、介護に関わるすべての人たちと、きちんとコミュニケーションを取ろうとしているかどうかということです。
介護に関わる人たちとしっかりと向き合い、問題があればそれを改善しようとする姿勢が介護職には求められます。
しかしそれは、常に周囲とコミュニケーションを取れる人でなければ難しいといえるでしょう。
したがって、介護職員として転職先で上手くやっていけるかどうかは、コミュニケーションを大切に出来るかどうかに左右されると思います。
知識や経験がなくても、真摯な姿勢が周りを動かすことは多々あります。
ですから、相手に対して真摯な姿勢で向き合い、コミュニケーションを大切にすることは、介護職への転職を成功させるポイントになるでしょう。