ケアワークにやりがいを見つける方法

様々な業務が介護職にはあるので、その業務を日々こなすだけになっている介護職も多いことでしょう。
しかし、そのような状態にあると、利用者の介助や日々の記録の記入に追われて、仕事にやりがいを見つけられなくなるかもしれません。
本来介護とは、介護サービス利用者の方の日々の変化に気づき、それに合った手助けをしてあげることに喜びを見いだせる仕事です。
ですから、そういった目線でやりがいを見つけられないと、仕事は辛いだけになってしまいかねません。

とはいえ、「やりがいの見つけ方がわからない」「仕事にやりがいを見出すためには、何から始めていいのかわからない」という人もいると思います。
そこで、ここではそのやりがいの見つけ方についてヒントを挙げていきましょう。
まず、大切なのは介護を必要している方やその家族との対話です。
じっくりと向き合って対話をしていくことにより、次第にコミュニケーションも取れるようになり、「その人が何を必要としているのか」ということが分かるようになってきます。
そうすると、どんな介護をすれば満足感を得てもらえるのかも把握しやすくなるでしょう。

次に、日々の変化に気づくために、きちんと利用者の方を見守ることです。
例えば、歩き方を観察するとか、表情を見るなど、自分なりに観察するポイントを明確にしておきましょう。
そうすれば、日々の変化に気づきやすくなり、悩みを聞き出したり、病気の早期発見にも役立つはずです。

このような工夫をすれば、介護の仕事の奥深さを感じることができ、仕事にも張り合いが出てくるのではないでしょうか。
ぜひ、出来ることからはじめてみてくださいね。